2005年03月のお知らせ
耕日庵の茶道教室では、基本を大切にし、教養とマナーの面での茶道も勉強していきます。四季折々の茶会、茶事が楽しめ、茶道を通して日本の歴史と文化を知っていただければと思っております。
4月になれば、羽釜の透木釜を使います。
(2005.3.26[Sat])
3月の釣釜の時期がすぎて、風炉に移る前の4月ごろ、
そろそろ火気が暑く感じられるようになったころに
なるべく火を客に見せないようにするために用います。
王維作
(2005.3.25[Fri])
いじょうのちょうう けいじんをうるおす
かくしゃせいせい りゅうしょくあらたなり
きみにすすむ さらにつくせ いっぱいのさけ
にしのかたようかんをいずれば こじんなからん
風流詩人、王維の作です。
王維は阿部仲麻呂とも交友がありました。
自然を愛した王維は多くの茶人達にも知られています。
写真をクリックすると大きくなります。
茶の湯の菓子
(2005.3.17[Thu])
茶の湯の菓子は五感で味わってください。
見た目で美味しく感じ、季節も感じとりましょう。
山の芋や柚子、桜の葉からの移り香を楽しみ、
手触り、歯触りなどの触覚や、舌の上で溶解する柔らかさも
魅力の一つです。
味覚はお濃茶とどのようにマッチするかが期待され、
お菓子の銘を聞いて感じられる抒情で、耳で味わうものです。
写真の主菓子は、桜きんとん、白雲(求肥)、鼓草(あんつつみ)の3種で、鶴屋八幡製です。
縁高は輪島塗です。
青磁の花入れ
(2005.3.16[Wed])
青磁はその美しさのため、雨過天青の色といわれてきました。
青磁は中国で最初に焼かれました。日本では平安朝時代、ひしょくのあおじ、と言われ、青く澄み、宝石のような光沢があります。まるで碧玉を見るかのような、深い神秘として洋の東西を問わず絶賛され愛されてきました。
これは三田青磁です。
草庵茶室、耕日庵
(2005.3.14[Mon])
利休は、茶道は元来仏道、すなわち禅を体得する所にある。
茶の湯は禅の修行と同じ修行をつみ、禅の悟りを得なくてはならないとし、利休によって茶の湯の宗教的な哲学が成立したと見られています。
耕日庵は茶室の基本、四畳半の草庵茶室です。
唐代の趙州禅師の言葉
(2005.3.13[Sun])
お茶を楽しむことは大変結構なことですが、どうか枝葉のことにとらわれないで、お茶を喫することの重みを感じてください。そしてさりげなく、楽しくお茶を喫する中で、おのずから深いものを体得して、そのことによって自己を、さらには他人をも高めていってほしい。有馬頼底老師は私たち茶の湯者にこのように語られています。
銀閣寺荒木元悦執事長書
3月は釣釜です。
(2005.3.12[Sat])
こよみの上では春ですが、まだ寒さが残っています。地方によってはまだ雪も降りますね。もうそこまで来ている春を待ちわびて釜は釣釜にします。有名な利休好みの和歌があります。藤原家隆作です。
花をのみ 待つらむ人に
山里の 雪間の草の
春を見せばや
Powered by HL-imgdiary Ver.3.00
